フィリピン火山噴火災害支援幹事報告 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2020年１月20日 １月１３日、会長Ｌ西川よりフィリピンのタール火山が噴火（1/12）して12,000人が避難を余儀なくされ、えらいことになっている。会長のフィリピンの友人から火山灰がすごくてマニラ市内では防塵マスクが完売していて困っていると連絡を受けました。何とかしてやりたいが来週の理事会・例会を通してからだと間に合わない。１２月に執行部で進めていたアラート準備金をもっと早くやればよかった等と言いながら社会奉仕委員長（アラート委員長）のＬ福留とも話をして急遽、フィリピンに行くことを決めた。 １月１４日、理事会メンバーには賛同を得なければとフィリピン火山噴火災害支援協力文章を作成してＦＡＸで送った。同時に災害支援協力予算２０万円分の防塵マスクと飛行機を手配した。理事メンバーからの１５日中（締切り）の返信を待った。返信の中に異議ありの方が誰もいなく、異議なしと理解を得れたのが嬉しかった。その後、ニュースで避難者が54,000人を超えたと聞き、西川会長の判断で防塵マスクを4,000枚に増やした。また、タオルも足りないということで西川会長が友人（株式会社ユニック代表取締役福本様）に相談したら無料で1,500枚用意してくださった。 １月１７日、６時３０分に相生を出発、姫路で防塵マスク4,000枚とタオル1,500枚を私のアルファードに積込み関空へ向かった。１３時５０分発のジェットスターAIR BUS A320に搭乗しフィリピン マニラへ旅立った。マニラ空港では現地のボランティアCOAST GUARDが迎えに来てくれた車に支援物資を積み込み宿泊先のShell Residencesへ行って翌日の打ち合わせをした。COAST GUARDの方はすごく協力的で嬉しかった。部屋はコンドミニアムだったのでシャンプー、ドライヤー、歯ブラシ、浴室もなくシャワーだけで残念だったが翌朝が早いので就寝した。 １月１８日、３時３０分起床。４時に災害支援物資を積んでマニラより約100km離れた１つ目の避難所、バタンガス市のスポーツセンターに向かった。道中は、噴火後の初めての週末ということもありフィリピン国内から被災地に支援物資を運ぶ車で渋滞した。スポーツセンターでは避難所のトップの方と会い姫路大手前ライオンズクラブバナーを渡して日本のライオンズから支援物資を持ってきましたと説明。感激されて是非、被災者に直接渡して欲しいと言われ、防塵マスクとタオルを配った。タオルは日本風の絵柄だったので好評だった。 現地で偶然にバタンガス州の知事と会うことができ握手をして報告した。日本語で「ありがとう」って言ってくださいました。知事は、元ライオンズメンバーだと言っておられました。 その後、ステージに立ち２億ペソ（４億３千４００万円）を寄贈されました。 このバタンガススポーツセンターには5,000人が避難していました。次に２つ目の避難所、バウアン市に向かった。 バウアンでは、2,500人が避難していました。同様に避難者に防塵マスクとタオルを配った。最後にタール火山に近いアルフォンソ市に向かいました。ここでは7,500人が避難されていました。現地のボランティア責任者に防塵マスクと姫路大手前ライオンズクラブバナーを渡した。火山灰を撤去する作業には防塵マスクは必需品ですと大変喜ばれました。帰りにタール火山が見える場所に行った。火山は小康状態でしたが、いつ爆発するか分からない予断の許さない状態だそうです。混んでいる高速道路を一路マニラへ。宿泊所へは夜遅く到着し疲れて爆睡しました。 １月１９日、４時半に出発してマニラ空港へ。土産を買う暇もなく６時５５分発のジェットスターAIR BUS A320に搭乗し帰国しました。 今回の行動は西川会長の英断で奉仕活動をすることが出来ました。我がクラブでは、このような行動は初めてだと思います。災害へは迅速な行動が要求されます。今回のアラート支援で被災地へはいち早く支援物資を届ける重要さを実感しました。我がクラブでも緊急時に執行部の承認で動かせるアラート準備金の用意を早く実行したいと思います。 私も初めての体験でしたがこれが"We Serve"だと深く感動しました。 最後に、理事会・例会の正式な承認を得ずこの様な奉仕活動をしたことをお詫び申し上げます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幹事　山本正博

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